久比岐野ってどこ?


 久比岐(くびき)は、新潟県南部の上越地方に位置し、コシヒカリで有名な魚沼地域に隣接しているところです。

  魚沼と隣り合うだけあって、大変においしいお米が収穫できます。ここに暮らす人たちは魚沼以上だと思っています。それほどにおいしいです。

 古文書を見ると「久比岐」と書かれていますが、地名として現在使われている文字は、「頚城」です。 久比岐(頚城)は、上記地図で斜線でマークされて いる地域一帯を呼びます。

















            ここが久比岐野です


久比岐野米と中山間地

久比岐野は海岸部から標高1000メートルの山間部までの地域一帯をいいます。久比岐野米はそのなかの中山間地と言われるところで栽培されているものをお届けしています。

 中山間地とは、一般的には「平野の周辺部から山間部に至る、まとまった耕地が少ない地域(農業白書)」とされています。
こうした中山間地は、国土の7割にも及び、食糧生産や水源の涵養地域、ふるさととして、また森林を中心にした生態系全体の土台として、私たちのいのちと暮らしを支える「みなもと」となっています。

中山間地に段々に展開する田んぼを"棚田"といいます。ここでの耕作は多大な労力と時間がかかります。これが耕作放棄の一原因ともなっています。棚田は古来から先人が苦労して耕してきた田んぼで、素晴らしい景観と地すべり防止等の国土保全、カエル、ドジョウ、メダカ、ほたる等の生態系へのやさしさ等多面的機能を発揮しています。
 私たちは、これらの素晴らしい機能を持つ棚田での耕作を続けています。古代米やコシヒカリを超えたコシヒカリと言われるミルキークイーンもここで栽培してます。

雨水や若水などの天然水を水田に引き、丹精こめて作られる米は、昼夜の温度差もあり実入りがよく、とても良質でおいしいものです。美味しい水と山あいの棚田で、丹精込めて育てられた米。久比岐野のコシヒカリは、山深い棚田にて手間をかけて育てられ、魚沼のコシヒカリよりおいしいと大好評です。




稲作に適した土壌と気候条件

 久比岐野の米が美味しいのには理由があります。
 まず、一日の気温差が大きいことです。米は、朝と日中の温度差が大きいと美味しくなります。ただし、標高が300mを超えると気温が上がらず、おいしい米はできません。久比岐野はこの条件に見事当てはまります。
 そして、土壌ですが、これは水をよく保持する粘土層です。
 それから水についてですが、中山間地の斜面にある棚田で耕作しています。水源に近いところに位置し、生活排水は流れて来ません。汚染されていない綺麗な水を使っています。






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久比岐野の棚田
久比岐野の棚田